浮布米の名前の由来

浮布米(うきぬのまい)の名前は三瓶山の大自然からいただいています。

「浮布米」は三瓶山の池の名前から

「浮布米(うきぬのまい)」の名前は三瓶山にある「浮布池(うきぬのいけ)」からいただいた名前です。

浮布池は、約4,000年前三瓶山の噴火の際に火砕流や土石流でせき止められた天然のダム湖とされており三瓶山の水を蓄える、とっても美しい池です。この美しい水は、そのすぐそばにあるファーム浮布の田に十分な水をそそぐ、命の池です。

そして、ファーム浮布がそうであるように、この地域周辺の人々の営みをずっとずっと支えてきた尊い恵みなのです。

この尊い恵みにより古くから受け継がれてきた水田を、ファーム浮布が受け継いでいくということ、そんなファーム浮布の原動力ともいえる浮布池に感謝の気持ちを込めて名前をつけさせていただきました。 

浮布池
浮布池

浮布池伝説

古い名を『浮沼池』という『浮布池』は、その名前の由来とされる悲恋伝説がある。

むかし、池の原の長者の娘に「ニベ姫」と呼ぶ美しい娘がいた。

ときどき池のほとりに姿をみせるその娘に、池に古くから棲む主(ぬし)である大蛇が、ひそかに想いをよせた。

ある秋の夕暮れ、娘がひとり、池のほとりを歩いていると身なりの立派な若者に出会った。
次の日も、また次の日も夕暮れになると若者が姿を見せた。
娘は、夕暮れになると瑠璃色の波をしずめる池のほとりを歩くのが楽しみなっていた。

二人はいつしか恋仲になった。

ある日、池のほとりを武士が通りかかると妖しいものを見た。

大蛇に巻きつかれている美しいその娘の姿だった。
池の主である大蛇が、若者の姿となって想いをよせる娘に逢っていたのだ。

驚いた武士が、矢を射るとみごとに大蛇に当たった。

もがき苦しんだ大蛇は、池に逃げ、そのまま姿を現さなかった。

しかし、娘は「たとえ恐ろしい大蛇でも・・・」と嘆き悲しみ、後を追うように池に身を投げてしまった。

しばらくすると、池の中央に娘の身にまとっていた白い衣が浮き上がり、しずかに輝き始めたという。

それからというもの、毎年7月15日の夜明け、

白い布を敷いたような波の道が、きらきらと輝きを見せるという。

この白く輝く波の道は、娘のもとへ大蛇である若者が逢いに来る道であるとも伝えられている。